Top Eorzea Tips アクション一覧

アクション一覧: ピクトマンサー

堂捺 餡
Twitter @Anne_Donut

必要な情報を、できるだけ簡潔に書いています。正確な説明は 公式ジョブガイド にてお読みください。

ピクトマンサーはお絵描き魔法とアビリティの連続性がとても強いため、他のジョブとは異なる分類で説明しています

ホットバーに登録したアクションが自動で置き換わるタイプは、次の形式で表しています。

使用条件を満たす
レベルアップ

ホットバーへの登録は、元のアクション (上図の A と I) だけで大丈夫です。

は説明が畳まれている印です。叩くと開きます。

色魔法

色魔法はピクトマンサーの基本攻撃です。レッドファイア (または レッドファイラ) から始まる色魔法コンボで パレットゲージ が溜まります。パレットゲージを消費して サブトラクティブパレット でモードチェンジすると、より強力な シアンブリザド (または シアンブリザラ) から始まる色魔法コンボが使えるようになります。

色魔法を イマジンスカイ で設置される空間アート (インスタレーション有効範囲) の中で使用すると、詠唱時間およびリキャストタイムが 25% 短縮されます (30 秒以内, 5 回まで)。

お絵描き魔法とアビリティ

描いた絵を実体化して戦闘に利用します。

お絵描き魔法にはピクトアニマル、ピクトウェポン、ピクトスケープの 3 種類があります。ピクトアニマルは、4 つの魔法に置き換わっていくのに対して、ピクトウェポンとピクトスケープには 2024 年時点ではそれぞれ 1 つの魔法しかなく、ホットバーに置いたあとは置き換わることはありません。将来のアップデートで追加されることもあるかもしれませんね。

なお、魔法は装備品やマテリアの効果でスペルスピードを上げるとリキャストタイムが短縮されるルールですが、このお絵描き魔法は対象外だそうです。

アニマル

ピクトアニマルで絵を描いて、イマジンアニマルで実体化して攻撃します。

ウェポン

ピクトハンマーで絵を描いて、イマジンハンマーで実体化して攻撃します。

スケープ (風景)

ピクトスカイで絵を描いて、イマジンスカイで実体化して戦闘を補助します。

その他の攻撃系魔法とアビリティ

強化系アビリティ

おまけ

アクションの説明を読み込んでいるときに出てきた言葉が気になったので、調べました。

サブトラクティブってなんのこと?

減法混色あるいは減色混合 (subtractive color mixture) という、色を生成する技法に由来していると思われます。印刷技術の用語として目にすることの多い語のようですね。

色の三原色 であるシアン、マゼンタ、イエローを混ぜて多彩な色を作る原理です。何もなければ白、すべてを同じ割合で混ぜれば黒になります。ただし、実際の印刷の世界では、綺麗な黒を出すために専用の黒インクを使います。「混ぜているのに加法でなくて減法なの...?」と直感的に思ってしまいましたが、「減る」のはインクや絵具ではなく、それを通過あるいは反射した「光の波長」とのことです。ここで出てくるのが 光の三原色 である Red, Green, Blue の光の波長... おっとファイラとエアロとウォータが出てきましたね。コンピューターの世界ではおなじみの RGB の光です。RGB の光を重ねて色を作るのが、加法混色 (加色混合) です。

光の三原色 (レッド・グリーン・ブルー) をすべて重ねると白い光に、色の三原色 (シアン・マゼンタ・イエロー) をすべて重ねると黒い色になることから、ピクトマンサーの当初デザインではシアンブリザド → イエローストーン → マゼンタサンダーの色魔法コンボではホワイトペイントではなくブラックペイントが得られる想定だったのだろうな、と推測します。

ちなみに、マゼンタサンダーを見たときに「雷がマゼンタ (赤紫)...?」といぶかしみましたが、10 秒後に FFXI のサンダーも紫だったことを思い出して郷愁に浸るのでした。FF ではこのへんの色を当てるのが伝統的なのでしょうか。

参考資料

インスタレーションってなに?

展示会場全体を使った表現手法、あるいはそうした作品のことです。鑑賞者は、絵や彫刻のように目で見るだけでなく作品の中に入って体験することができます。

英語で installation と書きます。install の名詞形ですね。日本語の中では PC にソフトウェアを導入することを指してインストールと言うことが多いですが、元の意味は「設置する」「取り付ける」という感じの意味の語です。そもそも会場に作品を展示する作業が installation であるわけですが、現代美術では作家の展示手法そのものを表現とみなし、このような意味で使われるようになったそうです。

参考資料

FFXIV ではこうした比喩を多く使っているにもかかわらず、アクションの説明では「自身に 3 スタックのサブトラクティブパレットを付与する」とか「指定した地面にリタージー・オブ・ベルを設置」とか、身も蓋もない表現に帰着しているのがちょっとチグハグだな、とよく思います。