DDON (ドラゴンズドグマオンライン) 3 人目のポーン Queenll は、PSO (ファンタシースターオンライン) ではアンドロイドでした。キリークのダンナに憧れて作ったような記憶があります。西洋の甲冑をモチーフとしたデザインで、DDON でも順当に鎧を纏わせています。
ただ、キャラメイクでひとつ困ってしまったのは、DDON のキャラは人間なので兜の中の顔も作らないといけないということです。どうしようか悩んだ末、「名前の元ネタになった人の顔を真似して作ってみよう!」ということになりました。
モデルは フレディ・マーキュリー。イギリスのロックバンド「クイーン」のヴォーカリストです。
名前の Queenll は、クイーンの2枚目のアルバム『Queen II』に由来しています。DDON では 1文字目でしか大文字を使えないため、"II" のところを小文字の L で代替しています。
フレディ・マーキュリーというと、今の日本ではヒゲの人として認識している方が多いですよね。たぶん。実は、当時流行していたグラムロックの影響もあり、70 年代前半のフレディ・マーキューリーは ひらひらで耽美な格好 をしていたのです!
まぁ... 正直あまり似てないんですけど。これが限界。鼻と口元にいい感じのパーツがありません。それでも、雰囲気は出てるとは思っていて、少し距離を離して見ると「あ、フレディだ」って思うことは多いです。
髪型とヒゲを変えると途端にそれっぽくなるから、ヒゲはズルい ですね。
衣装も 70 年代のフレディを意識して選んでいます。まずは最初期のひらひらコスチューム。もっと短い杖があったらいいなぁ。
シールドセージのときは黄色い上着で、その手に持つのは けん玉 です!
この黄色いジャケットはステージ衣装ではありませんが、このときの写真が私にとってとても印象的で。DDON のほうは、ハロウィンで販売していたジャケットのほうがフォルムは近いものの、蝶ネクタイがちょっと合わないかなと思って着せていません。
お次は、これもしばしば目にするスパンコールのタイツをイメージして。70 年代も後半はこんな感じのタイツ姿がとても多いです。
ダイヤ柄のタイツ もフレディの代表的なステージ衣装です。DDON でダイヤ柄のストッキングが出たときには「なんとか応用できないか...」と考えてみたのですが、上半身にダイヤ柄のものがなく断念...。
"Bohemian Rhapsody" を除くと一般によく知られるクイーンの曲は中期クイーンのものが多いのですが、クイーンファンの中ではそれと同じか、それ以上に初期クイーンの曲に人気が集まります。特に『Queen II』を最も好きなアルバムに選ぶファンは多く、私もその一人です。ファンタジックなテーマとシアトリカルな展開で、リスナーをクイーンの華麗な世界に引き込んでいきます。メタルのミュージシャンで「クイーンのファン」と言う人なら、だいたい『Queen II』をプッシュしてきます。サウンドは必ずしもメタルではありませんが、そういう印象のアルバム。
最後に、そんな『Queen II』から、"Fairy Feller's Master-Stroke" をペタり。皆さんの知っているのとは少し違う感じのクイーン。2 分半の短い曲で、さらっと聴けるんじゃないかなと思います。
アルバムは組曲風の構成なので、もしお気に召したら 6 曲目の "Ogre Battle" から 10 曲目の "Funny How Love Is" まで通して聴くといいですね。"The March of the Black Queen"、大好きです。
えっ? 1 曲目から 5 曲目は...? 好きですけどね。でも Side Black の方がね。やっぱりね。