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Arkasa: ウチのポーン その1

文: 堂捺 餡
Twitter @Anne_Donut
新旧のアルカサたち
左: DDON のアルカサ / 右: その元になった PSO のアルカサ

私がドラゴンズドグマオンライン (DDON) で作った 3 人のポーンは、以前に遊んでいたファンタシースターオンライン (PSO) のプレイヤーキャラクターを元としてデザインしました。私が初めて触れたオンラインゲームで思い入れが強いのか、ネトゲのキャラクタークリエイトでは「PSO のキャラクターを再現しよう」という趣向が働いてしまいます。以前にも少しお話しました が、覚者であるアン・ドウナツもその一人です。今回は 1 人目のポーンである Arkasa にについて、元になった PSO のキャラクターを並べながらどんな風なキャラクターにしたかったのかを書いてみたいと思います。

まずベースとなった PSO のキャラクターは「フォマール」というクラス+種族で、役どころは「武器も扱える魔法使い」です。当時、品があって優しく落ち着いたお姉さん的なキャラを思い描いていました。

フォマール
最大レベルのテクニック (魔法) を使えて身体能力もそこそこのフォマールには「ソロ最強」の呼び声も。

口調は丁寧語、尊敬後、謙譲語をふんだんに盛り込みつつ、ときに「てよだわ語」を混ぜ込んで保守的、あるいは清楚な印象を与えていました。当時ね、実際アルカサでプレイするときにはそうした口調でチャットを打ち込んでいたんですよ! お陰様で皆さんの印象はとても良かったようです。そうした言い回しは、私が操作することのない DDON のアルカサでもプロフィールコメントに投影されています。

外見的な特徴は、褐色の肌とそれを覆う白い衣装ですね。ちなみに、もともと設定として考えていたわけではありませんが、いつのまにか頭の中で アルカサはインド人 という設定ができていました。これを DDON の中でできるだけ再現しようとしたのがこんな。

紫花の園にて
真っ直ぐに立つ姿勢も凛々しいアルカサ。紫花の園にて。

DDON は白い装備が少なくて苦労していますが、丈の長いスカートまで表現できて最近は満足しています。もともと髪は結い上げていたのでそれと似たような髪型も試してみたのですが、ポニーテールのようなのはどうも落ち着いた感じがしなくて、今の髪型に落ち着きました。PSO の髪型とはだいぶ違いますが、印象としてはぴったりです。声は水樹奈々さんをノーマル口調で当てて、これまた私のイメージ通りでとても気に入っています。

着飾り装備の実装前は、なかなか好きな装備にもできず苦しんでいてミニスカワンピースになっていたことも...。

体育座りのオークを見つめる 3 人
着飾り装備実装前のアルカサ (中央)

ジョブは前述のキャラクターイメージによりプリースト、なのですが、もともと攻撃魔法も得意なのでソーサラーでも良さそうです。PSO でも大杖を振りかざして魔法...

ダークファルスとの戦いの前に
ロッドを右手に構えて「いかにも」な感じ。

ではなくて、実際の戦闘ではほとんどセイバー (ショートソード) を握っていました!

デルセイバーとの戦闘
デルセイバーを斬る! (ガードされてます)

フォマールの剣を振るモーションが綺麗だったので、剣術にも通じるという設定を作って遊んでいました。アクションが楽しい! ですから、今後はハイセプターでもいいのかもしれませんね。衣装の再現は難しいのですけれども、日本刀もありますしね。

アギト素振り
アギト (AUW 1975 年 ドウセツ作) でお稽古。戴きものだけれどチートではない! (たぶん)

最後に、名前について。

PSO のアルカサは Arukasa と綴って、ネトゲ初心者らしいとても初々しい名前になっています (どう初々しいかは、各自でお考え下さい)。DDON ではもう少し自然な感じにしようと思い、u を抜いて Arkasa としました。「アールカーサ」と読んでみるとインドっぽいん雰囲気になるかもしれません。以前に別アカウントで覚者としてのアルカサを作る機会があり、そのときはインド人の姓をよく知らないので困った挙句に Arkasa Rasvati (アルカサ・ラスヴァティ) としました。後半部分がサラスヴァティ、というダジャレです。サラスヴァティはいわゆる弁天様ね。

どちらかというと、スペイン語のアルカサール (城の意) の方が先に連想されてしまいますけれどね。これも名前に使われるようですね。気づいたのは割と最近。ま、ぜんぜん関係ないしね。