Xbox 360 S で ビシージ

有名な話ですが、Xbox 360 で FFXI をプレイしていて困るのは、PC や NPC が多いシーンでフリーズする ことです。その代表格がアルザビで行われる集団戦闘『ビシージ』で、私の経験ですと開始から約 30 分でフリーズします。原因は不明ですが、大きな問題であるにもかかわらずプログラム修正などの対応が一切取られていない点から察するに、ハードウェアの特性上回避できない問題なのでしょう。Xbox 版だったら必ず発生するかというとそうでもなく、私がこれまでに使用した Xbox の中でも発生するものとしないものがありました。

初期型
2005 年 12 月に出荷されたもの。フリーズ経験なし
初期型の修理版
いわゆる Red Ring of Death のために 2008 年 11月に修理に出したもの。わずか 5 日で返ってきたのもビックリしたけれど修理報告に「基盤を換装」と書いていあったことにもビックリ。ここからフリーズ現象に悩まされる。
CPU/GPU の小型化された新型
2009 年 1 月に購入した待望の Jasper 基盤 Xbox 360。CPU と GPU が小型化され、省電力省発熱に。しかし、症状は前機と変わらず...。

意外なことに、設計に問題があるとされた初期型では発生していません。初期型の頃からフリーズ現象はしばしば報告がありましたから、私は運が良かったのでしょう。FFXI におけるフリーズ現象の発生有無は、ハードウェアの世代よりは個体に依存するのかもしれません。

Xbox 360 S

さて、先日、Kinect と一緒に手に入れた期待の新人は、黒くて静かでスゴいヤツ。CPU と GPU が統合されてさらなる省電力省発熱を実現。電源とディスク取り出しがタッチセンサーになっていて、電源を入れると「ポピっ♪」、トレイを開閉すると「チーン♪」と鳴いてかわいいです。この子ならきっとやってくれると、そう思いました。わくわくしながら半年ぶりのビシージに臨みます。戦闘が始まってもアルザビ 100 人くらいで淋しかったけど...。もしかすると人が少なすぎて実験にならないかなぁ、と不安にもなりましたが杞憂でした。やっぱり 30 分で撃沈されましたから。

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