PlayStation Vita に保護フィルムを貼る

Play Station Vita (Cosmic Red)
PlayStation Vita、アカ!

ヨドバシカメラでおしりイラストを見た瞬間にほしくなってしまった『ドラゴンズクラウン』をプレイするために PlayStation Vita を購入しました。ドラゴンズクラウンとおしりイラストについてはまた後日お話するとして、今回は Vita に貼りつけるディスプレイ保護フィルムについて語りたいと思います。

私はタブレットのようなタッチパネル式のディスプレイを持つデバイスには必ず保護フィルムを装着することにしていまして、ほとんどの場合は Buffalo 社の非光沢 (ノングレア) で指紋のつきにくいタイプのフィルムを使用していますが、残念なことに Vita 向けにはいつも使っているタイプのフィルムが販売されておらず、そもそも携帯ゲーム機は形状も用法も表示物も文字中心のタブレット端末とは異なるもので、どのフィルムが良いものかと人様のご意見をいろいろと伺いながら各種製品の指向性を調べたましたので、ここではどのような観点で製品を選ぶのが良いかを整理して、これが今後 Vita に保護フィルムを貼りたい人の検討の一助になるといいな、と思っています。

まず、フィルムの評価ポイントとして以下の 6 点が挙げられます。この中から、どの要素を重視するのかを決めましょう。

  1. ディスプレイ部のみかパネル全体か
  2. 光沢か非光沢か
  3. 光の反射
  4. 指紋のつきやすさ
  5. フリック時の指の滑り
  6. 貼りやすさ

各タイプの特性

大雑把には、美観で ディスプレイ部のみかフロントパネル全体か、機能面で 光沢か非光沢か を選ぶものと考えてください。他の特性は光沢タイプか非光沢タイプのどちらかの一方のオプションでです 。

ディスプレイ部のみかフロントパネル全体か

前身の PSP と異なり、Vita は左右に配置されたキーの周囲を含む前面全体を 1 枚のフロントパネルが覆っています。Vita の保護シートには、このフロントパネル全体に貼るタイプと、映像を出力するディスプレイ部分のみに貼るタイプとがあります。

キー操作によるボディの傷みを気にするようでしたらフロントパネル保護タイプが良いでしょう。ただ、製品によってはキーやスピーカーの周囲はフィルムの端に指が当たって剥がれ易いようです。また、せっかくのきれいなパネルがフィルムのために美観を損われるかもしれません。

ディスプレイ保護タイプは、貼りつける際の位置合わせが若干難しいという意見を聞きます。特に黒の Vita はディスプレイの境目が分かりにくく、電源を入れて映像を表示した状態で貼りつけ作業を実施する必要があるそうです。

光沢か非光沢か

一言で言うと、出力される Vita の映像そのものをきれいに見たいのであれば光沢タイプ、Vita を 操作する ことを念頭にストレスなく扱いたいのであれば非光沢タイプ、が良いです。

光沢タイプの特徴
非光沢タイプの特徴

光沢 (グレア) タイプのほうが光の透過率が高く、映像が美しいと言われます。ただし、このタイプは映り込みが激しく、暗い映像を表示しているときにはディスプレイに映る自分の顔や後ろで晩ごはんの支度をしてくれているお母さんの仕草が気になってしまうかもしれません。ゲームでは、ほとんどの状況で明るい映像になるとは思いますが、ダークな雰囲気のゲームではしばしば自分が映り込みます。そして、蛍光灯等の光源が直接映り込むと、映像がかなり見えにくくなります。このときの光の反射を抑えるのが低反射タイプです (反射した光が緑色や紫色になります)。照明が映り込まないように自分の位置を工夫すれば特に気にする必要もありませんが、光沢タイプを選ぶなら低反射仕様であるものがベターと言えるでしょう。

非光沢 (ノングレア/アンティグレア/マット) タイプは、映り込みをかなり軽減します。色の明るい物体は映ってしまいますが、通常は気にならない程には映り込みを抑止します。その代償として、光の透過率が相対的に低く映像が白味を帯びたり、きらきらと色とりどりの細かい砂の入った万華鏡を覗くようなチラつきが見られるようになります。

「指紋が付きにくい」ことについては、光沢タイプも含めどのフィルムも程度の差はあれ、「汚れ防止」「指紋の付着を抑える」といったことをパッケージの説明で謳っています。ただ、それが実感できない程度のものもあります。非光沢タイプのフィルムであれば構造的に指紋が残りにくく目立ちませんので特に悩むことはないと思いますが、光沢タイプの中から選ぶのであれば「指紋が付きにくい」とか「指紋が目立たない」といったことを製品の特長として一番に挙げている (パッケージに大きく書いてある) ものを選びましょう。

実際にいくつか貼ってみました

数点の製品を試しましたので、簡単に評価します。

製品 メーカー 特徴 コメント
プレミアムフィルム 艶 サンフィルター (販売はアイレックス)
  • ディスプレイのみ
  • 光沢
  • 非反射
  • 映像が鮮やか

映像の発色が生より綺麗になると評判のフィルム。実際に綺麗でした。パッケージ裏の説明文には「防汚加工により、指紋等の汚れを防ぎます。」とありますが、私が期待したほどの効果は見えず、映像が奇麗なだけに余計に指紋が目立って気になりました。生で画面をペタペタしたときとは異なる汚れ方で、拭き取ったときに残りやすい気も。明るいシーンでは指紋跡は普通は見えませんので、暗い画面のときに我慢できる人にはお勧め。

FILM PROTECTOR スクリーン保護プロテクトフィルム アイレックス
  • ディスプレイのみ
  • 光沢
  • 薄い
  • 指紋が付きにくい

光沢タイプですが、指紋が付着しにくいのでビックリしました。フィルムはとても薄く、ぱっと見だと貼ってあることに気がつきません。ただ、その薄いのが災いして綺麗に貼りつけるのがちょっと難しいかも。

Touch Screen Protect Sheet 宍喰屋
  • ディスプレイのみ
  • 光沢
  • 非反射
  • 異常にデカい

Vita のディスプレイ部のサイズは「高さ 63 mm × 幅 110 mm」です。ですのに、このフィルムは「72.5 mm × 118 mm」の巨大サイズ。他のフィルムは大概、四方 0.5~1.0 mm ほど余白を持って貼りつけるので位置調整が必要なところが、このフィルムならちょっとズレてもディスプレイがはみ出ることはありません。でもちょっとズレると フィルムがキーに当たったり本体からはみ出たりする ので実はすごく邪魔です。ちなみに、この宍喰屋さんの 製品紹介ページ には「約(W)178mm×(H)0.125mm×(D)79.5mm」とありますが、このサイズともぜんぜん違います。この通りのサイズだとどうやっても Vita に収まりません。

ということでこの商品は地雷でしたが、姉妹品の『フロントフェイス保護シート』のほうは、サイズがピッタリでかなり評判が良いようなので、フロントパネル全体を保護したい方はお試しいただくといいかもしれません。

キレイに貼れる指紋が目立たない保護フィルム サイバーガジェット
  • ディスプレイのみ
  • 非光沢
  • 指紋が付きにくい
  • 指の滑りが良い
  • サイズが画面と同一

普通のマットな保護フィルムです。機能面では大安定ですが、フィルムのサイズが画面とまったく同一 (あるいは微妙に小さい気も) であるため、位置合わせがややシヴィアです。人によっては映像がフィルムの端に掛かるのが気になるかもしれません。

2013 年 7 月 現在でメーカーでは販売終了となっており、在庫は少ないです。

まずは今回、いつもと違ってゲーム映像を綺麗に見ることを考慮して光沢タイプに焦点を当てました。そして、「指紋が付かない」という点を最重視してアイレックスの『FILM PROTECTOR』を採用しました。『プレミアムフィルム 艶』の発色も気に入ったのですが、やっぱり指紋で映像が台無しになってしまうように思うのですね。私的オススメ。

参考サイト

ゲーム情報サイトの GAME Watch でも様々なフィルムを試していましたので、読んでみるといいと思います。傷が自然に治るとか、ブルーライトカットとか、この記事で触れていないタイプについても記載されています。

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