ポーンの特技は、戦闘などでポーンが突然脈絡もなく発動する、戦闘を有利に進めるはずのアクションです。しかし、使用頻度は高いとは言えませんし、効果時間は短いし、特技を使用するタイミングもプレイヤーは制御できないため、有効に使うことは難しいでしょう。オマケ程度に捉えて、戦術に組み込まずともメリットを受けられる特技を選ぶのが良いと思います。どうせ有効に使えないなら、好きな セリフ で選ぶのも面白そうですね。
また、「発動のフロー (想像)」で述べているように、使用条件の類似する特技を装備していると使用頻度がどれかに偏りがちなので、ほんとうに使ってほしい特技ひとつだけを装備するのもおすすめです。
公式サイト に掲載されているポーンの特技について、効果を把握しやすくしただけの表です。
特技 | 対象 | 効果 | ランクの影響 |
---|---|---|---|
剛化 | 自身 | 物理攻撃・魔法攻撃力が上昇 | 効果時間 |
重化 | 自身 | 疲労攻力・チャンス攻力が上昇 | 効果時間 |
無恐 | 自身 | 物理防御力・魔法防御力・状態異常耐性が大幅に上昇 | 効果時間 |
集視 | 自身 | 瞬時に敵の注目を集める | 注目度 |
柔化 | 自身 | 状態異常値の蓄積量が上昇 | 効果時間 |
集中 | 自身 | 詠唱・溜めに要する時間を短縮 | 効果時間 |
守護 | メンバー | 物理防御力・魔法防御力・状態異常耐性が上昇 | 効果時間 |
癒活 | メンバー | 体力とスタミナを回復 | 回復量 |
蘇生 | 覚者 | 特定の確率で覚者を復活 | 発生確率 |
特技 | 効果時間 (秒) | ||
---|---|---|---|
地 | 空 | 天 | |
剛化 | 15 | 20 | |
重化 | 15 | ||
無恐 | 10 | 15 | |
柔化 | 15 | 20 | |
集中 | 15 | 20 | |
守護 | 15 | 20 | 30 |
有効時間のある特技は、無恐のほかは効果時間は同一のようです。公式説明によるとランクが高いほど効果時間長くなるはずですが、実態は「効果時間が長くなることがある」 というものです。空、天であってもそれよりランクの低いものと同一時間であることがあります。特に天が、天ならではの長い効果時間を持つことは稀です。天がそのランクにふさわしい効果を持つときには、ポーンは天固有のセリフを言って特技を発動させます。
ポーンは最初からジョブごとに 1 つ、特定の特技を装備しています。
ファイター | 集視 |
---|---|
ハンター | 癒活 |
プリースト | 集中 |
シールドセージ | 柔化 |
シーカー | 重化 |
ソーサラー | 癒活 |
エレメントアーチャー | 蘇生 |
ウォリアー | 無恐 |
アルケミスト | 守護 |
スピリットランサー | 蘇生 |
ハイセプター | 剛化 |
ポーンのセリフ の調査で使ってほしい特技をなかなか使ってもらえず苦しんでいた私がいろいろ試している中で、なんとなく「こんなかんじかな」と思った特技の発動条件について想像で書きます。あくまで想像です。
まず、特技はポーンの気まぐれで使うわけではありません (想像)。私は死王の迷宮で特技のセリフ集めをしていたのですが、いつもキメラに差し掛かったあたりで特技を使っていました。おそらく、特技を使用するための 特技ポイント (以下、特ポ) を蓄積しています (想像)。特ポは戦闘中の行動に応じて払い出されていて、複数の敵を同時に処理すると多く溜まっているのではないかと思います。
特ポが一定量溜まると、特技の使用判定が行われます (想像)。装備する複数の特技が類似した使用条件を持っていると、判定優先順の早い特技が使用されます (想像)。使用すると特ポを消費するため、判定優先順位の低い特技は使用頻度がかなり下がります。私は癒活、重化をなかなか使ってもらえず、苦労しました。私の感覚的な優先順位は次の通りです (想像)。
特技は、使うことが明らかに無意味である状況では使われることはありません。集中は魔法、溜めスキルを装備していなければ使いません。また、戦闘の状況も使用判定の材料になるようです。重化を使ってもらえなかったと書きましたが、吹き飛ばし力が上がるこの特技を持って戦甲モンスターと戦ったところ、困っていたのがウソのようにアッサリ、しかも何度も使ってくれるようになりました。これらのことから、「有効な局面で使用する」ように条件設定されている ものと推測します。
なお、蘇生は特ポと関係なく使ってくれます。
アタッカーにつけたら、敵の攻撃を恐れずガシガシ攻撃してほしいものです。しかし、ポーンのアルゴリズムとして敵ダウン時を除くと連続で攻撃を仕掛けることがあまりないので、近接アタッカーに装備するとウロウロしているうちに効果が切れます。
効果中に魔法や溜めスキルを使うと、通常の 60% の時間でスキルを実行 することができるようになります。詠唱や溜めている最中に効果が切れると、以降は通常の進行速度になります。クイックチャージと異なり、進行ゲージの表示されるすべてのスキルに適用されるわけではない点に留意してください (たぶん)。ここで対象となる溜めスキルとは、「渾身」(ウォリアーのアビリティ) などが適用対象となるスキルです。たとえば、剛力射ちは対象ですが、貫き射ちは対象になりません。
ランクによって回復量が大きくなるようですが、一定量というわけではなく実際の回復量にはかなり幅があります。地の場合の最少値は 1500 ではないかと思います。回復量の変化の条件は不明です。
2018-12-01 時点では、次のような機能だと考えています (蘇生を持つポーンが 1 人の場合)。詳細は別ページの 調査報告 をご参照ください。
複数のポーンが蘇生を持つ場合、これらが個別に条件判定されるようです。すなわち、あるポーンが蘇生を発動した後であっても、次回の行動不能時に別のポーンが蘇生を発動する可能性があります。3 人のポーンが蘇生を持っていたら、これはなかなかすごい確率で蘇生されそうですね。